匠とは「一歩下がって、半歩先を読んだ行動ができる人」

経営統括室 総務部 CS・総務課 / 秘書・広報・総務全般

中山 絵里子

職 場

中山さんの職場は、東急田園都市線用賀駅の世田谷ビジネススクエア・ヒルズ1にある当社の本社にある。本社は、3階にビルマネジメント事業部、4階に経営統括室、人事労務室の執務スペースや役員席などがあり、現在約200名が勤務している。本社では自席を固定せずフリーアドレスで執務を行っているが、中山さんは4階の社長室から一番近い場所を定位置とし、いつでも迅速に対応できるようにしている。

プロフィール

前職で営業事務を経験した後、2005年9月に当社に入社。ビルマネジメント事業本部営業本部(当時)に配属となり約3年間、営業アシスタント業務を担当した。その後、総務部に異動し、秘書、広報業務を中心に総務業務に従事。今年で12年目を迎える。経験に裏打ちされた業務知識もさることながら、その温かい人柄と心配りでCS・総務課の中心的存在として活躍中である。

Episode1優先事項を明確にする

 CS・総務課の業務は、秘書業務をはじめ、オフィス内の管理や環境整備、緊急時のBC対応、社内報制作やホームページ管理等の広報業務、東急ファシリティ大賞などの社内行事の運営、東急グループ各社との渉外業務など非常に多岐にわたる。これらの業務を現在6名で分担しており、中山さんは秘書と広報業務をメインに担当している。
 多忙を極める木原社長をサポートする秘書として、また、社内外から入る様々な情報を発信する機会が多い広報として迅速な対応が求められる場面が多いなか、中山さんはいつも慌てず冷静に対応しているように見える。中山さんは、「重要・緊急事項を見極め、優先順位をつけることを心掛けています。そうすれば、落ち着いて対応することができます」と語る。
 中山さんの業務の優先順位は明確である。「社長が在席されている時は100%秘書業務を優先しています。他の業務は、社長の会議出席中や外出されている時に行います」と言う。
 時には急な打合せのメンバー招集や用事の手配に奔走することもある。多方面からの要望が集中し、焦ることもある。しかし、どんな時でも明確な優先順位のもと判断していくことで、ぶれずに落ち着いた対応ができるのである。

Episode2笑顔と誠実な対応を心掛ける

 中山さんが業務上、もう一つ大事にしているのは「笑顔と気配りのコミュニケーション」である。社長のアポイントメントを取る際には、秘書の中山さんを通してスケジュールの確認を行うため、連日多くの問い合わせがある。中山さんは「声をかけやすい雰囲気を作るのも大切な業務の1つ」と言う。そのため、日ごろから声がけやコミュニケーショは欠かさない。「面識があれば、問い合わせも受けやすくスムーズに対応ができると思います」と語る。
 また、秘書という業務上、重要事項に触れる場面や相談事も多いが「守秘義務を守ることは絶対です。コミュニケーションの中で得た情報は、絶対に漏らしません。その積み重ねが信頼に繋がるのです」と力強く語る。日々の中山さんの誠実な対応により、社長をはじめ社内の信頼も厚い。「これからも『何かあれば中山さんに言って』と頼ってもらえるような存在でいたい」と笑顔で話してくれた。

社長からの信頼も厚い

(2020年5月25日時点)