匠とは「駅が快適であることは、幸せな街づくりの第一歩。 駅の空間を快適にして、駅から街を元気にする人」

学芸大学総合管理事務所 / 駅資産運営課

伊南 学

職 場

学芸大学駅に直結した「学芸大学総合管理事務所」には、駅資産運営課の24名が勤務しており、東急線駅構内・高架下商業施設などの運営管理業務を24時間体制で行っている。 管理対象物件は東急線97駅(104.9km)、1000区画にも及び、商業施設の年間来店者数は約2900万人にものぼる。 また、新人が配属された際には、「約3ヶ月間、先輩が付きっきりで業務を教える」など、積極的に人材育成に取り組んでいる。

プロフィール

前職では、店舗内装業の営業・店舗設計・現場管理業務を経験、全国100件以上の店舗をゼロから作り上げてきた。2015年、当社に入社、現在の職場に配属。リモート運営管理業務や学芸大学ショッピングコリドールの施設管理を担当する。 リモート運営管理業務とは、「対象物件に常駐せず、離れた場所(拠点)で運営管理を行い、対象物件に問題が発生した時に、作業員を手配し、解決を図る」業務である。
また、顧客への提案も積極的に行っており、最近では他部署と連携し、ごみ庫の是正措置を提案し、工事を受注した。顧客満足度の向上に貢献し、「第6回TFS改善提案表彰」において特別賞を受賞した。 中目黒駅高架下の開業支援では、特命チームの一員として、施設全体の消防計画を作成するなど、幅広い業務で活躍している。

Episode.1

駅を快適にご利用いただくためにトラブルはすぐに解決

 伊南氏の担当するリモート運営管理業務には、設備関連などのハード面の対応だけでなく、テナント・オーナーへの対応など、様々な業務が含まれる。対象物件が駅施設であるため、「電車の安全な運行」が最優先。施設の運営には、様々な制約があり、施設管理の知識だけでなく、鉄道に関する知識も求められる。
 伊南氏によると「多岐にわたり、かつ難易度の高い業務であるが、常に対応の早さを意識して業務にあたっている。トラブルが発生しているという事は、誰かが困っているという事であり、できるだけ早く解決する事が大事」とのこと。
 普段から顧客や社内とのコミュニケーションをしっかりと取っているため、問題が発生した際にも「顧客の要望を正確に把握」し、「すぐに連携を取って対応する」事ができる。
 問題を解決するためには、正確な情報伝達が必要不可欠となるが、顧客の要望を「正しく聞き」、作業員に「正しく伝える」ことに長けた伊南氏は、顧客や同僚から厚い信頼を寄せられている。
 仕事のポリシーは「投げ出さない、やると決めたらやりきる」事。
「駅の空間を快適にして、駅から街を元気にしていきたい」と伊南氏は語る。

換気のコツ

ニオイの問題からトラブルが発生する事も少なくありません。
お部屋にニオイがこもって、困ることはないでしょうか。
換気扇を回すと部屋の外へ空気が流れていきます。これが「排気」です。
窓を開けるなどして空気を入れます。これが「吸気」です。
「排気」と「吸気」の両方を確保する事で、換気効率が上がり、そういった事が少なくなります。
どちらか一方だけでなく、両方を意識する事で、喚気効率が上がり、ニオイのこもりやカビ等の防止になります。

(2017年10月25日時点)